見習いデイトレーダーの最初の一週間の報告
右も左もわからないとはまさにこのことです。
買うべき銘柄が分からないのです。
20世紀の大企業は軒並み株価大暴落を経験して値段が安くなっていますが、値動きが鈍いものが多くデイトレには向かないようです。
例えば「パイオニア」。
私の世代であれば非常になじみ深い会社です。
パイオニアのステレオを持っている人はそれだけで人気者と言う時代もあったのです。
株価は110円くらいです。中小企業レベルのようです。
試しに100株買って観たんですが、1円上がったところでスキャルピングして100円の利確。
今日観たらさらに数円上がってたみたいです。
わけもわからずチャートを見まくって、よさげな形ならエントリーして上がったら利確、下がったらどうして良いか分からずおろおろ、これが私の現状です。
そして、上げている企業は聞いたこともない会社ばかりです。
トレーダーに人気の企業のほとんどは2000年頃のIT革命以降に起業したところばかりで、なじみがないのです。
「はてな」もありましたが、高くて手が届かない。
IT革命どころか昨今のAI革命関連株が買われているようで、多くの企業が株価操作のためにAIニュースを作っているのが透けて見えます。
しかしそれに食いついて、一瞬の利益を奪っていくのがプロのトレーダーでした。
短期株式売買には企業の理念など関係ありません。
見ているのは他のトレーダーの動きだけです。
「バカマツタケ」栽培成功のニュースがあれば、その企業の株のチャートを見て、上がってる最中に買いを入れ、下がりだす前に売り逃げするのです。
それは、すがすがしいほどのお金に対する意識。
だからこそ活気が出るのですね。
今回はアメリカ初の株価暴落危機がありました。
この時私は下がり切ったかと思われた株を全力で買い付け、上がるのを待っていたのです。
この行動は最悪でした。
弱含みの株は一斉に下がりだし、すべての持ち株が-5円以上の含み損になっていたのです。
株価下落の危機が報じられた朝には、20円下げの株まで保有していて資金夢散の危機でした。
とにかく急いで損切り!マイナス幅の少ないやつから慌てて売り出したのですが、良く見ると株価が戻ってきているでは無いですか。
あれれれ・・・・どういうこと?
経験ゼロの私にはまったく分かりません。
20円下げが5円下げに戻ったところで売れてほっとしたんですが、終わってから見たら昨日より5円高、
ええー!
この日は午後に多少の利確があり、500円の損害で済みましたがどういうことか分かりません。
配信されてくるメルマガでは急いで逃げろとばかり書いてあったのですが。
デイトレブログのトレーダーたちは普通に利益を上げています。
たぶんこれも現場を知らない自称株式トレーダーの間違った指示でしょう。
現場の人は、続落局面でも下がらない株の銘柄を知ってますし、全面安なら空売りに入るのです。
そして(私から見ると)魔法のように最安を感知し、そこで買って上がるのを待っているのでした。
これがリーマンショックを生き延びたベテランの実力でしょうか。
例のサイトで悪徳認定されていた「株の学校」の著者の窪田さんからのメールを拝読しました。
かれはまさしく、短期トレードの専門家。
本人は長期もやってはいるのですが、後進のために短期に限定をした指導だけを行っています。
それは短期トレード法のすべてでは無いのですが、勉強に足る方法論だと思います。
悪徳と言われればそうかも知れない下山さんの波乗りトレードも一つの方法です。
「絶対勝てる」とか言っちゃうと、違うんですが。
こちらはアベノミクスなどの株価高騰期の方法論で、窪田さんはもっと慎重なやり方です。
それら
スイングトレードとデイトレードはまた違うものですし、1円の値上げで利確するスキャルピングも違います。
そして重要なのは自分に合った方法を見つけ出すことで、出来るだけの勉強が必要です。
超高額のコンサル料を要求する「投資顧問」は優良ではあっても貧乏人には無縁のものでした。
私はまだまだ第一歩を踏み出したばかりで、利益を上げることもできない「見習い」ですので、現実の資金で可能なものしかできません。
窪田さんの真摯なメルマガでの説明では、
証券口座に30万円で初心者、証券口座50万円+信用口座+銀行口座に100万円でなんとか独り立ち、出来れば証券口座に200万円が必要です。
とありました。
しかし、この程度の資金では「投資顧問」の方では鼻で笑われます。
顧問料金が最低のベーシックで一か月180万円だそうですので。
これではブログランキングの現場の経験者を参考に窪田さんの方法論を研究するしかありませんね。
ちなみに、現在の私の投資資金は8万円弱です。
1年後の信用口座開設を目指すためにも本年度中に30万円を目指します。
ブログタイトル通り「ゼロから資金活用」ですから。
最後に
いまだに銘柄選びの方法は分かりませんが、目星を付けた銘柄の審査法のめどがつきました。
下のサイトで調べて見ています。
デイトレーダーの意見は最新なので参考になりそうです。
会社の資産状況を調べている「証券アナリスト」とチャートだけを見ている「デイトレーダー」の見解は相当違います。
窪田さんは「デイトレーダー」だけを相手にしろ、と書いています。
まさにデイトレーダーに照準を絞った方法論は納得は出来ます。
間違いなく一つの方法論でしょう。
それでも重要なのは自分に合っているかどうなのかです。